古い船には新しい水夫が
イメージの詩 作詞:吉田拓郎
乗り込んで行くだろう
古い船を 今 動かせるのは
古い水夫じゃないだろう
なぜなら古い船も 新しい船のように
新しい海へでる
古い水夫は知っているのサ
新しい海のこわさを
乗りなれた船からは降りづらい。
操船の技術や経験は新しい水夫には決して負けない、そんな自負もある。
でも、出ていく海は常に新しい。
新しい海を乗り越えるために必要なもの、勇気、好奇心、体力、粘り強さ、生への執着心、そんなものが古い水夫にはいつしか足りなくなってくる。
こわいもの知らずの新しい水夫には、そんな古い水夫は臆病者として映るのかもしれない。
それでもせめて、新しい海のこわさを伝えることが古い水夫の役目なんだろう。


